UNIVAC120 真空管式計算穿孔機

1950年代、Remington Rand社UNIVAC部門
縦横高[mm]:700×1200×1900
使用真空管:612本
加減算:10 mS
1955(昭和30)年に輸入されたPCS(パンチカードシステム)用電子式計算穿孔機です。電子式計算機としてはわが国で初めて輸入、使用された機種で、東京証券取引所や野村証券で導入され、その後1962年頃までに国内で70台以上が稼働していました。PCSとは穿孔機、検孔機、分類機、会計機・製表機、照合機、翻訳機、集団穿孔機、計算穿孔機等個別の機械で構成された計算・統計システムです。プログラムボード使用していて現在のような本格的なプログラム内蔵式ではありませんが、現代のコンピュータのルーツの一つです。