四面体押し超高圧発生装置
年代:1960年代
大きさ:高さ2.2 m
最高で約10万気圧・約2000 ℃という超高圧・高温環境下での試料測定を可能にする装置です。1963年に東京大学物性研究所に設置され、以後約30年にわたって物質研究に用いられました。高さは2.2 m、重さは10 tあります。なお写真は、搬出入作業中のものです。
測定時には、内部に実験試料を詰めた四面体形状の葉ろう石を、装置の中心部に設置します。これを、超硬合金でできた「アンビル」で四面体方向から押すことにより、超高圧環境を実現します。
(提供:東京大学)