トリスタン加速器で使用された超伝導加速空洞
年代:1980年代後半-1990年代前半 大きさ:197.5×50.0×56.0[cm]
トリスタン加速器は日本初の衝突型加速器で、反対方向に運動する電子と陽電子のビームを衝突させるための加速器です。トリスタンでは1986年から1995年まで実験が行われ、電子と陽電子を衝突させた時に起こる反応を観測することで、素粒子物理学の研究に寄与しました。超伝導加速空洞はそのトリスタン加速器の主要機器のひとつで、本資料はその32台のうちの1台です。
(提供:高エネルギー加速器研究機構)