スターリングエンジン(Hayward Tyler hot air engine)
1880年代
Hayward Tyler製。シリンダ内の気体を外部から加熱と冷却を繰り返すことで動力を得ることができます。1816年にロバート・スターリングが発明しました。まだガソリンエンジンやディーゼルエンジンなどの内燃機関が確立していない時代でした。内燃機関の発達によりその後しばらく忘れられていましたが、太陽エネルギーやバイオマスなどの熱源を利用することもできるため、エネルギーショックの頃より、再び研究が盛んとなりました。本機は1887(明治20)年頃にイギリスより購入され、1937(昭和12)年に東京帝国大学(現東京大学)より寄贈されました。