電燈線施設必携 全
序:志田林三郎
校正:大井才太郎
纂訳者兼発行者:鹽谷禎次郎・松代松之助
年代:明治24年
大きさ:11.3×15.0[cm]
東京電燈株式会社が発電所から架空線で電気を供給し、電灯を灯したのが明治20年です。それから4年後に刊行された本小冊子は、我が国における初期の電気工事を知る上で貴重な資料です。同社が本格的な電気工事の規定「外線内線試験電量規定」を出すのは、明治43年です。裏表紙裏に、箱根電燈の沖津三郎の署名があります。