大日本凌雲閣之圖
版権所有:篠田雪太郎
年代:明治23年
大きさ:57.3×36.5[cm]
1890(明治23)年11月年に東京の浅草に12階建ての「凌雲閣」がオープンしました。設計者は英国人ウィリアム・K・バルトンで、工事は日本人の手で行なわれました。開館当初は東京電燈株式会社によるエレベータが8階まで設置され、屋外にアーク灯が、室内に電灯が灯され、その賑やかな様子や展望台からの眺望で東京名所の一つとなりました。凌雲閣は1923年の関東大震災により上部が倒壊したため、その後爆破解体されました。