微細藻類まめちしき

ミドリムシのすじりもじり運動

ここでは、小さな「も」の世界で紹介されている「すじりもじりちゃん」を紹介します。

すじりもじりちゃん
すじりもじりちゃん(ミドリムシ)

すじりもじりちゃんのなかま、ミドリムシは、べんもうをオールのように使って動きます。また、体のかたちを変えながら、くねくねと動きます。この動きをすじりもじり運動と言います。動物のように動きますが、同時に葉緑体を持ち、植物として光合成を行うため、以前から「動物なの?植物なの?」と思われていました。今ではどちらでもないことがわかっています。

ユーグレナ

ミドリムシは日本でのみ通用する名前(和名)で、世界で通用する学名はラテン語でEuglenaと言います。その由来は、ラテン語の「eu」(美しい)と「glena」(眼点:上の写真の赤い部分)とされています。ラテン語の発音ではエウグレナ、英語ではユーグレナになります。
栄養分が豊富なため、粉末にしてスムージーなどに加えたり、サプリメントとしても発売されています。また、みどりちゃんのなかま、ボトリオコックスと同じように、油をつくる研究も進められています。

>>ボトリオコックスについてはこちら

すじりもじりって?

すじりもじり(捩り捩り)とは、「からだをまげたり、くねらせたりして動くさま」「ひねってくねらせるさま」という意味です。動画を用意しましたので、動きまわる様子を見てみてください。


いかがでしたか?一生けんめいに動き回るようすを見ていると、なんだかかわいくて、いやされますね。
ほかにも、動き回る小さな「も」はたくさんいます。これから少しずつ紹介していくので、楽しみにしていてください。


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