海の水はなぜ塩辛い

海水が塩辛いのは、海水1kg中に約30gの塩化ナトリウムがとけ込んでいるためで、その他マグネシウム、カルシウム、カリウムなどが硝酸塩、炭酸塩として含まれている。また、ほとんど全ての金属類もイオンとして溶けているが、その量はごく微量にすぎない。通常、塩素量から塩分(サリニティー)が計出され、海洋の塩分は高緯度海域で33‰(パーミル)、低緯度海域で37‰である。海水はよく混合しており、その一様性は非常に高い。どこの海に行っても、海水はやはり塩辛い。

海水の元素(海水1立方mあたり単位:g)
酸素: 968570.058, 水素: 122120.921, 塩素: 21473.129, ナトリウム: 11876.200, マグネシウム: 1469.530, 硫黄: 1017.274, カルシウム: 451.056, カリウム: 429.463, 臭素: 73.417, 炭素: 31.670, ストロンチウム: 9.045, ホウ素: 5.422, 珪素: 3.390, フッ素: 1.470, アルゴン: 0.678, 窒素: 0.564, リチウム: 0.226, ルビジウム: 0.136, 燐: 0.079, 沃素: 0.056, インジウム: 0.023, 亜鉛: 0.011, 鉄: 0.011, アルミニウム: 0.011, モリブデン: 0.011, バリウム: 0.007, 鉛: 0.003, 錫: 0.003, 銅: 0.003, 砒素: 0.003, プロタクチニウム: 0.003

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このページは、 2000/09/09 にアップデートされました。