ハプト藻類



エミリアニア Emiliania huxleyi

 細胞のまわりに円石(炭酸カルシュウムを主成分とする盤)を持つ仲間を円石藻と呼ぶが,これはその中で最も普通に見られる種類である. 細胞は球形で4-6.5μm.べん毛が無く浮遊生活をします.円石藻の増殖は海水中の二酸化炭素を吸収し,炭酸カルシュウムに固定するため,地球全体の炭素循環に大きくかかわっている.そのため地球温暖化対策の研究とのかかわりで最近盛んに研究されている種類である.(撮影:井上 勲 走査電子顕微鏡写真)

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