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固定前の処理 |
標本の体表のぬめりを取ります。粘液がついていると固定後、白くなり、標本を観察するとき邪魔になります。また、鰓についた粘液も洗い落とします。 |
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標本の口からゴムホースやビニールチューブなどで水を入れると鰓のよごれが落ちます。 |
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大きな個体(全長20センチ以上)は右側腹部を切り、固定液が標本全体にしみこむようにします。また、ホルマリンを筋肉に注射器で注入する場合もあります。草食性の魚は長い消化管をもっていて、腹部が腐りやすいので、小さい個体でも腹部に切れ目を入れるか、注射器で固定液を腹部に注入する必要があります。 |
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