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モンガラカワハギ科 Balistidae 世界に11属30種。日本に9属21種。 |
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インド洋、太平洋、大西洋の温帯と熱帯の浅海にすんでいます。日本では本州中部以南に分布しています。 |
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多くの種類は体長30センチ以下ですが、キヘリモンガラやゴマモンガラ、イソモンガラは体長60センチに達します。腹鰭は単一で、対をなしません。体は厚くて丈夫な板のような鱗におおわれています。背鰭に3棘あり、第1棘は長くて頑丈です。背鰭棘には特殊な構造があり、第1棘を立て、第2棘で固定することができます。ナメモンガラやクマドリ、メガネハギのように体色が雌雄で異なる種類もいます。 | ||
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ほとんどの種類はサンゴ礁にすんでいますが、アミモンガラやオキハギは外洋に生息しています。サンゴ礁に生息する種類はすり鉢型の巣を海底につくります。親は卵がふ化するまで保護します。キヘリモンガラやゴマモンガラのように大型の種類は巣を守っているときには気が荒くなり、そばに近づいたダイバーを攻撃することもあります。 |