|
|
アユモドキ (種指定の天然記念物) |
アユモドキはコイ目ドジョウ科の淡水魚で、琵琶湖の淀川水系と岡山県内の河川およぴ農業用水路に生息しています。体長は最大で20cmになります。仔稚魚期はプランクトンを、成魚になるとユスリカ、トビケラなど水生昆虫やイトミミズなどを食べます。1-2年で成熱し、繁殖期は6-8月。卵は直径lmmで、石の間や砂泥の上、水生植物の根の問などにばらまかれます。アユモドキは生息数が減少していますが、そのおもな原因は周辺地域の都市化や河川の護岸工事です。保護のために京都野生動物研究会など市民団体による地道な調査・研究がおこなわれています。
|