マンボウ属 Mola Koelreuter, 1770

模式種 Mola aculeata Koelreuter, 1770




特徴
体は短く、円みをおびる。唇は漏斗状にならず、普通の形をしている。鰓耙は皮膚に埋没している。脊椎骨数は8-9。体はコラーゲン質で覆われる。体と舵鰭の皮膚は小さな歯状突起で覆われる。舵鰭の中央部分は後方へ突き出ていない。舵鰭の軟条は先端で二つに分かれる。




マンボウ

Mola mola (Linnaeus, 1758)


特徴

舵鰭におよそ12軟条ある。そのうち8または9軟条の後端に小さな骨板がある。それぞれの骨板は離れていて、つながることはない。舵鰭の基部(背鰭と臀鰭の間)の表面には鱗が退縮したために他の部分よりも滑らかな帯状域がある。


分布
全世界の温帯と熱帯の海




ゴウシュウマンボウ

Mola ramsayi (Giglioli, 1883)


Fraser-Brunner,1951より引用
特徴
舵鰭におよそ16軟条ある。そのうち12軟条の後端に骨板がある。骨板は骨板間の間隔より幅が広く、舵鰭を縁取る。舵鰭の基部(背鰭と臀鰭の間)の表面に鱗が退縮してできる滑らかな帯状域はない。


分布
オーストラリア