松浦啓一の発表した新種


Database for Aquatic-vertebrate Science

Xanthichthys caeruleolineatus Randall, Matsuura & Zama, 1978
和名:アオスジモンガラ
タイプ標本の産地:太平洋のトゥアモトゥ諸島
論文表題:A revision of the triggerfish genus Xanthichthys, with description of a new species.
出版誌名:Bulletin of Marine Science, 28(4): 688-706.


モンガラカワハギ科のナメモンガラ属の魚です。ナメモンガラ属の他の種は水深40 mより浅いサンゴ礁や岩礁にすんでいますが、アオスジモンガラは40 mより深い所にすんでいます。

また、ナメモンガラ属の中では最も大きく、全長40 cmになります。背鰭26-28軟条、臀鰭23-25軟条、頬に5-6本の溝があること、鰓孔上部から尾鰭の付け根に向かって1本の不規則な青色線が縦走すること、などによってナメモンガラ属の他の種から区別されます。