■第1場:イタリアの科学とアカデミーとノーベル賞受賞者
ここでは、イタリアの科学アカデミーとノーベル賞受賞者を紹介します。ルネッサンスの末期にイタリアでいくつかの科学アカデミーが誕生しました。いずれも当時の一流の科学者で構成されていたので、アカデミー会員になることはノー別賞受賞者に匹敵する大変名誉なことでした。
(写真:レオナルド・ダ・ヴィンチのエアスクリュー模型)
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■第2場:エネルギー(ボルタからフェルミへ)
現在、電気がなければ私たちの便利で快適な生活は全く不可能でしょう。電気エネルギーの利用は、アレッサンドロ・ボルタ(1745〜1827)の電堆の発明が出発点といわれています。このコーナーでは、ボルタが作って実験した電堆や王立学会会長バンクスに宛てて書かれた電池発明の報告の手紙などが紹介されます。(写真:ボルタの電堆)
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■第3場:物質(トリチェリからナッタへ)
トリチェリは、真空の発見者として知られています。展示されている真空実験装置は、チメント・アカデミーで彼が1644年に実験した装置の模型です。アノニマスの油彩画「ガリレイとトリチェリ」(18世紀)はトリチェリがガリレイの弟子だったことを示します。トリチェリは物質の基本的性質を実験で解明しましたが、それはジュリオ・ナッタ(1903〜1979)の高分子の研究へと通ずるものです。ナッタは1963年に、ポリプロピレンの分子構造模型やそれを材料に製造した容器や置物も見ることができます。
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■第4場/第5場:イタリアの天才達以前の生活と以後の生活
細長い窓から覗くと、中には室内の状況を再現してあり、日常生活がイタリアの天才達によって過去から現在へどのように変わったかを見ることができます。
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■第6場:人体(マルピーギからレビ=モンタルチーニへ)
イタリアは現代の医学や生理学につながる解剖学の分野でも多くの業績を残しています。大変精巧に作られた18世紀の人体解剖ワックスモデルは、イタリアの解剖学の伝統を示します。
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■第8場:マルコーニと無線通信
最後のコーナーは、無線電信を発明し、情報の交換だけでなく、世界的な文化の交流に大きな役割を果たしたグリエルモ・マルコーニ(1874〜1937)と無線通信がテーマです。(写真:マルコーニが使用した無線送信器)
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