ビャクダン属はビャクダン科に属する植物で、オーストラリアから南太平洋地域にかけて19種ほどが分布しています。サンタロールやサンタレンなどの成分が含まれていて、特有の甘い香りがするので、古くから香木として装飾品などの材料として高価に取り引きされていたため、多くの国で絶滅に瀕しています。バヌアツに自生するのはサンタルム・アウストロカレドニクム(Santalum
austrocaledonicmu)という種ですが、やはり19世紀以降、エロマンゴ島を中心に乱伐され、絶滅に瀕しています。 |
進化したグループとして、ウラボシ科、シノブ科、シシラン科、チャセンシダ科、アツイタ科などがバヌアツにみられます。ここではシノブ科のシダを展示しています。 |