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恐竜博2005−恐竜から鳥への進化−
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見どころ
「世界で最も有名な恐竜」と言われるティラノサウルス“スー”を日本初公開。10カ国で発掘された約80点の貴重な化石や標本を、恐竜が鳥へと進化していったという学説をたどるように展示します。進化の流れを体感できる、全く新しいかたちの恐竜博です。


★「世界で最も有名な恐竜」のティラノサウルス“スー”、その全身複製骨格を日本初公開!

 全長12.8m、世界最大のティラノサウルス“スー”の全身複製骨格を日本で初めて公開します。

 “スー”は、史上最大級の肉食恐竜ティラノサウルスの中でも最大で、最も完全な個体です。9割以上の骨が発見された希少性から、オークションで約10億円で落札され、一躍有名になりました。所蔵先のアメリカ・フィールド博物館から「門外不出」だった実物化石の一部も、初めて館外に貸し出され、公開されます。
 ほかにも、モンゴルで発掘された「アジアのティラノサウルス」とよばれるタルボサウルス、カナダやアメリカで見つかったティラノサウルスの頭骨、歯、フンや、羽毛が生えた世界最古のティラノサウルス科ディロングなどもあわせて展示、ティラノサウルスを徹底解剖します。


★最新の研究成果を世界に先駆けて公開します

 アフリカ・マダガスカル島で見つかったマジュンガトルス(全長約7.5m)の全身複製骨格を世界で初めて公開します。共食いをしていた証拠となる実物化石も展示、恐竜の食性を検証します。また、頭をひじの下にたくしこんだ状態で休んでいたとされるトロオドン科のメイ、マダガスカル島で発見された初期の鳥類ラホナビス、種子食の鳥類ジェホロルニスなど、いずれも恐竜から鳥への進化を裏付ける証拠として世界中から注目された新発見。いずれも世界初公開です。
 また、CTスキャンで解明されたスーの脳の構造、羽毛の獲得や飛翔の起源など、最新の恐竜学をCG映像も交えて紹介します。
※メイは東京・名古屋・大阪会場のみ、ジェホロルニスは東京・名古屋会場のみ展示


★恐竜から鳥への進化を展示やCG映像で追体験

 「恐竜は絶滅せずに鳥へと進化し、現代にもつながっている」という説が支持されています。本博では全身骨格や化石によって、最古の恐竜から現代の鳥までの進化の過程を、進化の流れを示した“系統図”に沿ってたどります。恐竜たちが長い年月をかけて、羽毛やかぎ爪など様々な特徴を獲得しながら、鳥へと進化していく姿を紹介します。


★参加体験型展示も充実

 「スービジョン」では、ティラノサウルス“スー”の視野と植物食恐竜トリケラトプスの視野の違いを比べることができます。スーの複製骨に触れるタッチ化石など、参加体験することで恐竜の世界を身近に感じることができます。
<FONT color="#cccccc">スーの全身復元骨格</FONT>
スーの全身復元骨格
(フィールド博物館蔵)
(C)2005 The Field Museum

スーのCTスキャン映像
スーのCTスキャン映像
(フィールド博物館蔵)
(C)2005 The Field Museum

<FONT color="#cccccc">スーの頭骨</FONT>
スーの頭骨
(フィールド博物館蔵)
(C)2005 The Field Museum

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