イメージ パール展
 
 

[ 特別企画 〜「日本の真珠」〜 ]

 日本でも古くから天然真珠が採取されていました。しかし、現存するものは極めて少なく、また採取されたものの多くは小粒の真珠で、薬として使用されていたと考えられています。ここでは、縄文時代を代表する希少真珠と、江戸時代に薬用に使われていた真珠膏や「夜光の名珠」と異名をとるアワビ真珠などを展示します。
 

「夜光の名珠」
(独)水産総合研究センター養殖研究所

1893 年(明治26 年)、御木本幸吉が世界で初めて養殖真珠の発明に成功し、以来発展してきた真珠養殖の技法の歴史と真珠養殖産業に関わった人々の業績を振り返ります。また、アコヤガイの貝殻の開閉運動から、赤潮などの海の異変をキャッチして知らせる装置、「貝リンガル」も紹介します。

「Journey of 5,000 Pearls」
株式会社ミキモト

そして、アコヤ真珠を単なる素材としてではなく、デザイン、技術面での向上を図り、ジュエリーを産業として発展させた、明治以降から現代に至る日本のジュエリー史を通観し、ミキモトが本展のために特別に製作した作品を展示します。

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