ギャラリートーク

金曜日の夜間開館時に、下記の日程で、研究者によるギャラリートークを開催します。

参加料金 無料

(ただし、当日受付時に「海のハンター展」の入場券が必要です)

時間 全て金曜日です。
時間は、18:00~18:30頃を予定しています。
ご注意

※開始時間までに会場内集合場所へお集まりください。 (集合場所は当日、会場入口等の掲示をご覧ください。)

※ギャラリートークへの参加は無料ですが、特別展会場内に入るための入場料が別途必要です。

※ギャラリートーク開催時間中及びその前後の時間には混雑が予想されます。
このため混雑時には安全上の配慮からギャラリートーク会場に立ち止まって見て頂けないことがあります。予めご了承ください。

「海の哺乳類のハンターとは?」
海に生きる哺乳類の中にもハンターはいるのでしょうか?一緒に考えてみましょう。
日時 2016年8月26日 18:00~ ※終了しました
講師 田島 木綿子(国立科学博物館 動物研究部 脊椎動物研究グループ 研究員)
集合場所 第2章大海原のハンター「極域」
「ペンギンの生活と進化」
野生のペンギンがどのような生活をしているのか、どのように進化してきたのかをお話します。
日時 2016年9月2日 18:00~ ※終了しました
講師 西海 功(国立科学博物館 動物研究部 脊椎動物研究グループ 研究主幹)
集合場所 第2章大海原のハンター「外洋」
「海鳥のハンティング」
海鳥はどこでどのように獲物を捕らえるのか。最新の研究成果を解説します。
日時 2016年9月9日 18:00~ ※終了しました
講師 濱尾 章二(国立科学博物館 動物研究部 脊椎動物研究グループ グループ長)
集合場所 第2章大海原のハンター「極域」
「恐竜時代の海のハンターたち」
現代の海のハンターのことをもっと理解するために、中生代の海生爬虫類を観察してみませんか?
日時 2016年9月16日 18:00~
講師 真鍋 真(国立科学博物館 標本資料センター コレクションディレクター/分子生物多様性研究資料センター長)
集合場所 第1章太古の海のプレデター「古生代」のダンクルオステウス前あたり

特別講演会「海のハンターのライフサイクル」

海のハンター展では、マグロ類やサメ類など様々な捕食者の展示紹介をしていますが、ではこれらのハンターはどのように子孫を増やし、成長していくのでしょうか?

この講演会では、海のハンターの代表として、クロマグロとサメ類にスポットを当て、海のハンターがどのように生まれ、成長していくのか、そのライフサイクルに迫ります。
※小学校高学年以上を対象とした内容です。

講演会概要
日時 2016年8月23日(火)※終了しました
13:00~15:00(開場12:30)
場所 日本館2階 講堂
参加費 無料

※受付時に「海のハンター展」入場券(半券可)の提示が必要です。(複数名で参加する場合、参加者全員の方について特別展「海のハンター展」の入場券の提示が必要です。)

※前日までにすでに特別展「海のハンター展」をご覧になった方は、当日、常設展入場券をご購入のうえ、特別展「海のハンター展」の半券を持参して講演会会場の受付にお越しください。

定員 100名

※当日は10:00より講演会会場前で入場整理券を配布します。

※入場整理券1枚につき、お一人様ご入場いただけます。

※入場整理券はお一人様1枚のみ受け取れます。

※入場整理券は予定枚数に達し次第、配布終了とさせていただきます。

《プログラム》
13:00~14:00
「クロマグロのひみつ 完全養殖の実現で分かったこと」
講師:近畿大学水産研究所教授
   家戸敬太郎 氏

《講演概要》
クロマグロは魚類の中でも最大級で,大西洋クロマグロでは全長458 cm・体重680 kgの記録があります。このように大きく成長するためにはたくさんの餌を食べる必要がありますが,クロマグロはそのために他の魚にはない様々な特殊な能力を持っています。近畿大学ではこのクロマグロの完全養殖に1970年から取り組み,何と32年もの月日を経て2002年に世界で初めて「完全養殖」を達成しました。完全養殖とは,親から卵を採ってその卵を孵化させて親になるまで育て,その親から再び卵を採って孵化・飼育させることであり,飼育そのものが困難とされたクロマグロの完全養殖達成までには多くの問題を克服する必要がありました。この講演では,クロマグロの特殊な能力と,とても難しいクロマグロの飼育について紹介したいと思います。
14:00~15:00
「最強のハンターホホジロザメ:最新の研究が解き明かす繁殖の謎」
講師:沖縄美ら島財団総合研究センター動物研究室室長 
   佐藤圭一 氏

《講演概要》
ホホジロザメはイタチザメやオオメジロザメと並び称される“最強の海のハンター”です。全長は6m以上、体重は最大2.5トンに達し、世界中の海を支配しています。しかし、人類は未だホホジロザメについて正しく理解していません。私たちはホホジロザメの繁殖方法、特にお腹の中の仔ザメがどのように栄養を摂取しているか?という問題を、長年にわたり研究してきました。ホホジロザメの赤ちゃんは、母体内で栄養卵を食べる「卵食」という方法で栄養を摂取することが知られています。ところが最新の研究で、ホホジロザメの母ザメは、栄養卵を出す前の妊娠初期に、母体内でミルクに似た栄養物質(子宮ミルク)を分泌し、仔ザメに与えることが分かりました。講演では、イタチザメやオオメジロザメと比較しながら、ホホジロザメ繁殖の謎を紹介します。
コーディネーター:国立科学博物館 動物研究部
脊椎動物研究グループ研究員 中江雅典

記念講演会 海のハンター展 特別トークセッション「海のハンターの魅力」

海の生態系の中で重要な役割を果たしている「海のハンター」たち。彼らを相手に研究活動を行っている「大学」、「水族館」、「博物館」の研究者が、それぞれの立場から海にすむハンターたちの魅力を語ります。

サメ類の面白さや、クロマグロなど大型魚類の生態に関する話題を中心に展開する、楽しいサイエンス・トークの時間が始まります!
※小学校高学年以上を対象とした内容です。

講演会概要
日時 2016年7月18日(月・祝)※終了しました
13:00~15:10(開場12:30)
場所 日本館2階 講堂
定員 100名

※当日は10:00より講演会会場前で入場整理券を配布します。

※入場整理券1枚につき、お一人様ご入場いただけます。

※入場整理券はお一人様1枚のみ受け取れます。

※入場整理券は予定枚数に達し次第、配布終了とさせていただきます。

《プログラム》
13:00~13:10
海のハンターとは?
篠原 現人
(国立科学博物館 動物研究部 脊椎動物研究グループ 研究主幹)
13:10~13:40
「さめ先生」が好きな海のハンター
仲谷 一宏 氏
(北海道大学 名誉教授)
13:40~14:10
水族館が見せる海のハンター
多田 諭 氏
(東京都葛西臨海水族園 飼育展示課 教育普及係)
14:10~14:40
博物館が集める海のハンター
篠原 現人
(国立科学博物館 動物研究部 脊椎動物研究グループ 研究主幹)
14:40~15:10
トークセッション 海のハンターの魅力
仲谷 一宏 氏、多田 諭 氏、 司会:篠原 現人