■ファーブルゆかりの地を訪ねて |
■アヴィニョン(Avignon)
プロヴァンス地方の大都市の一つで、ヴォークリューズ県の中心都市です。ファーブルは15歳の頃、アヴィニョンの師範学校に学び、就職のため一旦離れますが、29歳のときにふたたびアヴィニョンへ戻ります。そして1861年、37歳のときに市内のルキアン博物館の管理を委託され、12年間勤めました。その後アヴィニョン市内で数回転居した後、46歳でオランジュへ移り住むまでここで暮らしました。 |
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アヴィニョン市内にファーブルの
旧跡を訪ねる |
ルキアン博物館の入口 |
ファーブルがアヴィニョンで
最初に住んだ家 |
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市内中心部にあるファーブル通り |
ファーブル通りの標識 |
ファーブルが2番目に住んだ家 |
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アヴィニョン近郊のファーブルゆかりの地
アヴィニョン近郊には、セリニャン、アルマスだけではなく、ファーブルが昆虫の観察を行ったゆかりの地が点在する。セリニャンとオランジュの間を流れるエーグ河(Aigues)には広い河原があって、ファーブルはここでヌリハナバチなどを観察した。アヴィニョンの北東に位置する小さな町カルパントラ(Carpentras)は、ファーブルががけに巣を作るツチスガリ(ハチ)を観察したことで知られている。ここからは北にジゴンダス(Gigondas)の特徴的な山塊、北東にプロヴァンスの名峰ヴァントゥー山(Mont
Ventoux)を望むことができる。ファーブルはヴァントゥー山に登り、グラーヴの泉(Fontaine
de la Grave)を訪れたことを『昆虫記』に記している。 |
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エーグ河:ファーブルがヌリハナバチなどを観察したエーグ河の河原 |
ジゴンタス遠望:カルパントラ郊外からジゴンダスを望む |
グラーヴの泉:ファーブルも訪れたヴァントゥー山山麓のグラーヴの泉
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ヴァントゥー山遠望:カルパントラ郊外からヴァントゥー山を望む |
ヴァントゥー山山頂:高いタワーが立つヴァントゥー山の山頂 |
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