国立科学博物館
大哺乳類展 海のなかまたち
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みどころ5 座礁したイルカやクジラから分かること
いま、座礁して死んでしまったクジラやイルカを調べる「ストランディング研究」が注目されています。集団で座礁したイルカの一種カズハゴンドウの頭骨約100点を一堂に展示して、どうして集団座礁がおきるのか、その原因をさぐります。体内にたまった汚染物質の実態や、病気、年令など、最新の研究からわかった成果を紹介します。
茨城県波崎町でのカズハゴンドウ集団座礁
(写真提供:藤田健一郎)  
胃の中から大量のゴミ!
座礁したイルカ、クジラの胃の中を調べるとヒト由来のプラスチックゴミが出てくることがあります。海が汚れていることを彼らは身をもって私たちに教えてくれています。近所にある小さな川は大河になり、やがて海へ注ぎます。私たちの生活は海とつながっているのです。
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国立科学博物館 大哺乳類展 生物多様性シリーズ2010