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代表的な日本固有種、国内の多様性ホットスポットに生息する種、日本を分布の中心とする種など、「多様性ホットスポット日本」の重要な構成要素と考えられる生物を、プロジェクトに参加している様々な分類群が専門の研究者たちが紹介します。
ソライロタケイッポンシメジ科Entoloma virescens (Sacc.) E.Horak菌界-担子菌門-ハラタケ綱-ハラタケ目 |
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全体が鮮やかな水色のきのこだが、林の中で生えていると意外に見つかりにくい。カサや柄の表面は傷つくと黄色く変色する。また、イッポンシメジ科の特徴として、胞子は成熟するとピンク色となるため、成熟したヒダは表面がピンク色に染まる。水色・黄色・ピンク色からなるカラフルなきのこである。世界的によく似た水色~青色のきのこは存在するが、ソライロタケは小笠原諸島のサンプルを基に1800年代に新種記載された。日本全国に分布するが、発生は稀で都道府県別のレッドデータブックでは希少種にされることも多い。ただし、タイプ産地である小笠原諸島では非常に多く発生し、もっとも普通に見られるきのこと言っても過言ではない。(植物研究部・保坂 健太郎) |
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分布 | 日本 | |||
絶滅危惧(環境省) | ― | 絶滅危惧(IUCN) | ― |