レントゲン |
(1845-1923,) X線発見で1901年のノーベル賞 |
ベックレル |
(1852-1908, A.H.Becquerel) 放射能の発見で1903年ノーベル賞 |
トムソン
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(1856-1940, J.J.Thomson) 電子の発見などで1906年ノーベル賞 |
プランク
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(1858-1947, M.Planck) 量子仮説で熱放射問題解決、1918年ノーベル賞 |
長岡半太郎
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(1865-1950)
世界で著名な最初の日本人物理学者、東大教授、阪大学長、1937年第1回文化勲章 |
森 外三郎 |
(1865−1936)
東大数学卒、湯川と朝永の一中・三高時代の校長、自由主義教育 |
キューリー |
(1867-1934, M. Curie) マリーは放射能の研究で1903年ノーベル物理学賞を夫のピ
エールと共同受賞し、さらに1911年には化学賞を受賞 |
ゾンマーフェルド |
(1868 -1951, A.Sommerfeld) 量子化条件、金属電子論などに貢献 |
小川琢治 |
(1870-1941) 京大教授、地理学、湯川など4人の学者兄弟の父親 |
西田幾多郎 |
(1870-1945) 京大教授、京都学派の哲学の創始者、学生に大きな影響を与えた |
ラザフォード |
(1871-1937, E.Rutherford) 散乱実験で原子核を確証。1908年ノーベル化学賞 |
朝永三十郎 |
(1871-1951) 京大教授、西洋哲学史、朝永の父親、西田幾多郎とは哲学科で同僚教授 |
大河内正敏 |
(1878-1952) 東大教授、貴族院議員、理研の三代目の所長で「科学者の自由な楽園」をつくる |
アインシュタイン |
(1879-1955, A.Einstein) 光粒子説で1921年ノーベル賞、特殊および一般相対論、
宇宙モデル、揺らぎ理論、放射確率、量子統計など |
石原 純 |
(1881-1947) 東北大学教授、相対論と量子論を研究。1921年恋愛事件で辞職、1922年アインシュタイン招聘で尽力、最新の科学の動向や科学論の解説で学生に影響。1919年学士院恩賜賞 |
ボルン |
(1882-1970,M. Born) 量子力学の確率解釈 1954年ノーベル賞 |
ボーア |
(1885-1962, N. Bohr) 量子論を採りいれた原子模型で1922年ノーベル賞、コペンハーゲンの彼の研究所は量子物理の中心で仁科はじめ多くの日本人が研究した |
玉城嘉十郎 |
(1886-1938) 数理物理の京大教授で、湯川、朝永はこの研究室の副手となる |
八木秀次 |
(1886-1976) 八木アンテナ発明、東北大、大阪大教授、戦後参議院議員、1956年文化勲章、大阪大創設時の物理学科主任で湯川を採用 |
シュレーディンガー |
(1887-1961,) 波動力学などで1933年ノーベル賞 |
仁科芳雄 |
(1890-1951) 原子物理勃興期の欧州で学んで帰国、理研を中心に研究展開、日本学術会議副会長、1946年文化勲章 |
荒勝文策 |
(1890-1973) 京大教授、原子核実験、広島原爆調査、京大物理で湯川の先輩 |
チャドウィック |
(1891-1974,J.Chadwick) 1932年の中性子の発見で1935年ノーベル賞 |
ド・ブロイ |
(1892-1987, L-V de Broglie ) 運動物体の波動説で1929年ノーベル賞 |
パウリ |
(1900-1958, W.Pauli) ニュートリノを予言,1945年ノーベル賞 |
ハイゼンベルグ |
(1901-1976, W. K.Heisenberg) 行列力学などで1932年ノーベル賞 |
フェルミ |
(1901-1954,E.Fermi) 中性子による核反応で1938年ノーベル賞、ベータ崩壊理論,
原子炉製造、量子統計など実験理論両面で活躍 |
ディラック |
(1902-1984, P.A.M.Dirac ) 相対論的電子論場などで1933年ノーベル賞 |
菊池正士 |
(1902-1974) 阪大教授、東大教授、電子線回折実験、1951年文化勲章 |
パウエル |
(1903-1969,C.F.Powell) 宇宙線観測で2中間子を確証、1950年ノーベル賞 |
オッペンハイマー |
(1904-1967,J. Oppenheimer) 湯川中間子と宇宙線粒子を議論、原爆開発指導、プリンストン高等研所長として湯川、朝永らを招く |
貝塚茂樹 |
(1904-1987) 湯川五兄弟の次男、京大教授、古代中国学、1984年文化勲章 |
アンダーソン |
(1905-1991, C. D. Anderson) 1932年陽電子、37年ミュー中間子発見、1936年ノーベル賞 |
ロートブラット |
(1906-2005, J.Rotblat) パグウオッシュ会議の代表で1995年ノーベル平和賞 |
朝永振一郎 |
(1906−1979) |
湯川秀樹 |
(1907−1981) |
小林 稔 |
(1908-2001) 中間子論第四論文の共著者、京大教授、「プログレス」刊行に尽力 |
伏見康治 |
(1908- ) 阪大、名古屋大教授、日本学術会議会長、阪大時代の湯川の同僚 |
湯川スミ |
(1910-) 医師湯川玄洋の次女、秀樹はスミと結婚し湯川姓に、世界連邦運動に献身 |
坂田昌一 |
(1911-1970) 湯川の最初の協力者、名古屋大教授、二中間子論、複合モデルを提唱、1950年学士院恩賜賞 |
武谷三男 |
(1911-2000) 中間子論第三、第四論文の共著者、立教大教授、科学論で影響 |
シュヴィンガー |
(1918-1994, J.Schwinger) 朝永とノーベル賞を共同受賞 |
ファインマン |
(1918-1988,R.Feyman) 朝永とノーベル賞を共同受賞 |
ダイソン |
(1923- ,F. Dyson) くりこみ理論で朝永とシュヴィンガーの理論の同等を証明 |
小柴昌俊 |
(1926-)東大教授、宇宙線、素粒子の実験家、宇宙ニュートリノの検出で2002年ノーベル賞 |