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日本では阿寒湖のマリモの他に富山県の立山で見つかったタテヤママリモが知られていました。最近になって甲府、 次いで川崎の家庭水槽から、どちらでもないマリモが見つかり、当館で研究を行いモトスマリモと命名しました。
これらは大きく全国ニュースで取り上げられ、当館の呼びかけに呼応して、多くの方に「我が家のまりも」を送っていただきました。これらのまりもを研究することで多くのことが分かりました。科博NEWS展示「我が家にまりも!?」は、これらの研究の成果です。この成果を幅広く公表するため、また、より新しい情報を発信する場としてこのホームページを立ち上げました。 甲府と川崎で見つかったモトスマリモは形態や遺伝子が少し異なるので、ここでは分けて説明します。アオミソウは従来、まりもの仲間とされていませんでした。しかし、家庭 水槽で球状のアオミソウが多く見つかり、遺伝子も近縁な ので、ここではまりもの仲間とします。
国立科学博物館植物研究部に送られてきたまりものいる水槽・まりもとその拡大写真です。
「我が家にまりも!?」展で展示したすべてのパネルを公開しています。