植物プランクトンには1ミクロン(1ミリの千分の1)に満たない原始的な藻類から、1ミリを越える大型の珪藻までさまざまなものがいる。一方、動物プランクトンにもさまざまな形や大きさのものがいて、それぞれの生活に合ったやり方で植物プランクトンを食べる。甲殻類のオキアミ類(数センチ)やカイアシ類(数ミリ)は口のまわりの脚を使って大型の藻類(数十〜数百ミクロン)をこしたり捉えたりして食べる。 原生生物のように非常に小さい動物プランクトン(数十〜数百ミクロン)は、さらに小さい藻類やバクテリアを餌にする。また、オタマボヤのように餌をこし分けるための特別なフルイを使って小さなプランクトンだけを食べるものもいる。