身近な科学(動滑車の椅子)ふたりだとおもしろい
持ち上げた図
動滑車の椅子、ひとりで体験する場合はイスに座り、ロープを引っ張ります。
すると、自分を持ち上げることができます!
座っている人(Rさんとします)は、水色の矢印と紺色の矢印で示した、5本のロープで吊られている状態です。
ロープはそれぞれ同じ大きさの力がかかるので、Rさんは自分の体重の5分の1の重さをロープで引っ張れば良いことになります。
水色矢印のロープ4本でRさんを吊り、そこに繋がっている紺色矢印のロープ一本でRさんを引っ張っています。
なので、もう一人は、Rさんの体重の4分の1の力で持ち上げることになります。
自分でひっぱるか、他の人にひっぱってもらうかで、持ち上げるのにロープにかける力が変わるのですよ。