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第957号

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           科博メールマガジン第957号

        発行日:2024年6月27日

       https://www.kahaku.go.jp/

    

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 6月16日(日)をもちまして、特別展「大哺乳類展3−わけてつなげて大行進」、

企画展「知られざる海生無脊椎動物の世界」が好評のうちに閉幕いたしました。

ご来館いただいた皆様、誠にありがとうございます。

 7月2日(火)から企画展「第40回植物画コンクール入選作品展」、7月13日

(土)から特別展「昆虫 MANIAC」、7月30日(火)から企画展「高山植物〜高

嶺の花たちの多様性と生命のつながり〜」が始まります。どうぞお楽しみに!



特別展「昆虫 MANIAC」

https://www.konchuten.jp/



企画展「第40回植物画コンクール入選作品展」

https://www.kahaku.go.jp/event/2024/07botanical/





 ※ このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください。



▼- 目 次 -▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼



 ■ エッセイ「福徳岡ノ場再訪」

 ■ 常設展示紹介「パレオパラドキシア」

 ■ お知らせ

 ■ メディア情報



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◆ エッセイ ◆

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福徳岡ノ場再訪

                       動物研究部 小松 浩典

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 皆さんは2021年8月にあった福徳岡ノ場の噴火を覚えていらっしゃるでしょうか?

各地に軽石が大量漂着して被害をもたらした、南硫黄島近くにある海底火山の

噴火です。当時は軽石が港や海岸を埋め尽くして大騒ぎになりました。



 国立科学博物館では噴火の翌年2022年4月と8月に福徳岡ノ場の緊急調査航

海を実施し、噴火で放出された軽石などの火山噴出物の分布や特徴を調査する

とともに、底生生物への影響を調査しました。どちらの航海も台風に翻弄されま

したが、興味深いデータが得られました(詳しい成果は未発表のため、また次

回に)。



 あれから2年。火山噴出物の運搬堆積機構や底生生物の遷移過程を明らかに

するため、7月に福徳岡ノ場を再度訪れる予定です。片道3日の船旅となりますが、

2年でどのような変化があったのか調査が楽しみです。また、今度は台風が来な

いことを祈るばかりです。



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◆ 常設展示紹介 ◆

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パレオパラドキシア

 常設展示担当 久永 美津子          

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 「謎の生物」と聞くと興味を持たれる方もいらっしゃると思いますが、日本館

3階北翼「日本列島の生い立ち」にある「パレオパラドキシア」は「謎の絶滅

動物」とも呼ばれています。



 展示のパレオパラドキシアは、約1800万年前に生息していた海生哺乳類で、

学名はラテン語で「太古の、矛盾に満ちた生きもの」を意味します。目や鼻が

上方に位置することや涙管がないことなどから、かなり水生適応が進んでい

たと考えられています。しかしその歯は、海中の貝を圧砕して食べることがで

きそうな円柱を束ねた構造をしているのに、歯の表面には硬い食物でできる

傷がなく、また、海草や海藻を食べるジュゴンなど海牛類の歯とも傷の様子が

異なっているのです。このように体の構造などが矛盾に満ちているだけでなく、

現在似たような生物がいないこともあり、詳しい生態は謎に包まれています。



 展示標本は岐阜県土岐市から1950年に発見された全身骨格化石の複製で、

当館が所蔵する実物化石はネオタイプに指定されています。この発見から約70

年後の2022年6月に、隣の瑞浪市から新たな化石が発見され、分析した瑞浪市

化石博物館や国立科学博物館などの専門家により、今年3月に研究報告で速報

が発表されました。発見された化石は保存状態が良く、特に頭部の骨、中でも

舌骨が残っていることから「口の中で舌をどう動かし、何を食べていたのか」

について推定を深めていけると期待されているそうです。専門家たちはパレオ

パラドキシアの生態の解明に向けて、さらに研究を続けているとのこと。少し

ずつ謎が解明されていくのかと思うとワクワクしますね。



パレオパラドキシア瑞浪釜戸標本の研究(概要)

https://www.jstage.jst.go.jp/article/bmfm/50/3/50_I/_article/-char/ja



瑞浪市釜戸町の下部〜中部中新統瑞浪層群宿洞層より産出したパレオパラドキ

シア類の全身骨格化石の分類上の位置

https://www.jstage.jst.go.jp/article/bmfm/50/3/50_43/_article/-char/ja/



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◆ お知らせ ◆

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特別展「昆虫 MANIAC」 <予告>

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 昆虫は、地球上で報告されている生物種の半数以上となる約100万種を占め

る最大の生物群で、その多様性は驚くほど高く、変化に富んでいます。

 本展では、カブトムシやクワガタムシといったおなじみの昆虫はもちろん、

クモやムカデなどを含む「ムシ」たちのまだ見ぬ驚きの多様性の世界に迫りま

す。



[開催期間]2024年7月13日(土)〜10月14日(月・祝)

 ※公式サイトより日時指定予約をお勧めします。

 ※会期等は変更になる場合がございます。

 ※開館時間、休館日、入場料、入場方法等の詳細は、公式サイトをご覧くだ

  さい。

 https://www.konchuten.jp/



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企画展「第40回植物画コンクール入選作品展」 <予告>

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 国立科学博物館では、自然への理解を図る学習支援活動のひとつとして、植

物画コンクールを行っています。第40回では、全国957点の応募作品から66

点の作品が文部科学大臣賞、国立科学博物館長賞、筑波実験植物園長賞他、各

賞に選ばれました。本企画展では、これらの入選作品を部門別に展示します。



[開催期間]2024年7月2日(火)〜7月21日(日)

[会  場]日本館1階 企画展示室

 https://www.kahaku.go.jp/event/2024/07botanical/



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企画展「高山植物〜高嶺の花たちの多様性と生命のつながり〜」 <予告>

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 夏山を彩る高山植物たちの多様な形態や生態、そのほかの生き物との繋がり

などを、科学的な知見とともに、数多くの標本資料などで紹介します。また、

高山植物の危機的な現状や保全の取り組みなどについても解説します。迫力の

映像や臨場感のある展示会場で、高山植物の多様性を知り、その魅力を体感し

てください。



[開催期間]2024年7月30日(火)〜11月4日(月・祝)

[会  場]日本館1階 企画展示室、中央ホール(〜9月1日)



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巡回展のご案内

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 当館では、展示物のキットを開発し、巡回展として地域振興を目的に全国の

様々な施設を対象に貸出を行っています。



・日本点字図書館附属池田輝子記念ふれる博物館(東京都)

 企画展「バードタッチング」内にて、

 当館の巡回展示物「触れるバードカービング」が展示されます。

 [開催期間] 2024年5月22日(水)〜9月28日(土)

 ※観覧は事前予約制です。

 https://www.nittento.or.jp/about/fureru/index.html (ふれる博物館 公式サイト)



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科学史講座「日本地質学の父 エドムント・ナウマン」 <参加者募集!>

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 お雇い外国人教師ナウマンは、フォッサマグナに挑んだ!



[開 催 日]2024年7月6日(土)

[開催時間]13:30〜15:00

[場  所]上野本館 日本館2階講堂

[対  象]どなたでも

[定  員]100名

[参 加 費]無料 



・通常入館料(一般・大学生630円。高校生以下および65歳以上は無料)が必要です。

・実施時間の15分前(13:15)から会場にて受付を開始いたします。

 詳細はイベントカレンダーからご確認ください。

 https://www.kahaku.go.jp/event/all.php?date=20240706



 皆様のご参加をお待ちしております!!



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自然の不思議−物理教室 「地球外惑星着陸船のモデル機を作ろう」<参加者募集中!>

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 着陸の衝撃でもこわれない着陸船のモデル機を作ってみよう!



[開 催 日]2024年7月21日(日)

[開催時間]14:00〜15:30

[講  師]早稲田大学高等学院 小川 慎二郎

      理工学研究部 河野 洋人

      産業技術史資料情報センター 前島 正裕

[対  象]小学校 5年生以上

[定  員]22名 ※応募者多数の場合は、抽選となります

[会  場]上野本館 地球館3階実験実習室

[申込締切]6月30日(日)

[申込方法]国立科学博物館 イベントカレンダーより 

      https://www.kahaku.go.jp/event/all.php?date=20240721



 ご参加をお待ちしております!!



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自然の不思議−物理教室 「電場(エレクトリックフィールド)・磁場(マグ

ネティックフィールド)を体感しよう!」<参加者募集中!>

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 プラズマボールやフライスティックを使って静電気を体感しよう!



[開 催 日]2024年7月28日(日)

[開催時間]14:00〜15:30

[講  師]早稲田中学校・高等学校 今井 章人

      理工学研究部 河野 洋人

      産業技術史資料情報センター 前島 正裕

[対  象]小学校 5年生以上

[定  員]22名 ※応募者多数の場合は、抽選となります

[会  場]上野本館 地球館3階実験実習室

[申込締切]7月7日(日)

[申込方法]国立科学博物館 イベントカレンダーより 

      https://www.kahaku.go.jp/event/all.php?date=20240728



 ご参加をお待ちしております!!



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地球館3階

「親と子のたんけんひろば コンパス」チケット販売中

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 「親と子のたんけんひろば コンパス」は主に4歳から6歳のお子様とその保

護者の方を対象とした展示室です。「遊び」の要素の中に「親子のコミュニケー

ション」を促すしかけをたくさん用意し、そこでの経験を通じて、科学的な知

識だけではなく、感じる力、考える力が養われることを目的としています。コ

ンパス内の探険や工作を通じて、博物館での発見や体験をお子様とお話をしな

がらお楽しみください。現在7月分までのチケットを発売しています。8月分

のチケットは7月1日(月)正午より発売します。



[チケット詳細]国立科学博物館 コンパスHPより 

        https://www.kahaku.go.jp/learning/compass/index.php



[備  考]※コンパスのご利用にはチケット購入と日時予約が必要です。

※別途、国立科学博物館への入館料が必要です。(一般・大学生630円、  

  高校生以下・65歳以上は無料)

※スタッフによるワークショップを水、土、日曜日の13:00と14:00の回

  に実施しています。



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「かはくたんけん隊」  <販売中>

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 「かはくたんけん隊」は、お子様とその保護者の方を対象とした、館内をめ

ぐるプログラムです。「見つける」「観察する」「表現する」などの活動を通じ

て、館内を自由にめぐります。ワークシートのほか、紙製のたんけん帽やオリ

ジナル鉛筆などの道具入りたんけんバッグが付いています。



 購入は、日本館地下1階(ミュージアムショップ前)の「音声ガイドカウン

ター」で行っております。専用の券売機でチケットを購入し、チケットと本品

をお引き換えください。



 「たんけん隊バッグ」とワークシートセット:410円

 ワークシートセット:250円



 ※ワークシートは難易度「やさしい(4〜5歳向け)」

  「ちょうせん(5〜6歳向け)」のどちらかをお選びいただけます。



 ※対象年齢は4〜6歳ですが、どなたでも購入いただけます。



 ※詳細はこちらをご覧ください。

  https://www.kahaku.go.jp/userguide/access/id/index.html



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企画展「2024自然教育園オオタカの子育て」

:附属自然教育園

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 自然教育園で数年にわたり調査されたオオタカの子育てを、映像や写真と共

に紹介します。



[開催期間]2024年4月27日(土)〜7月7日(日)

[休 園 日]7月1日(月)

[会  場]附属自然教育園 展示ホール 



 https://ins.kahaku.go.jp/exhibition/data/1329246.jpg



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企画展「自然教育園の四季と生きものたち(写真展)」

:附属自然教育園

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 白金自然写真クラブの会員が自然教育園内で撮影した、四季の移り変わりと

生きものの姿を、美しい写真でご紹介します。



[主  催]国立科学博物館附属 自然教育園

[共  催]白金自然写真クラブ

[開園期間]2024年5月25日(土)〜7月7日(日)

[休 園 日]7月1日(月)

[会  場]附属自然教育園 展示ホール



https://ins.kahaku.go.jp/exhibition/data/1348702.jpg



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企画展「自然教育園の非公開地域〜「植生管理はしない」…ってなんでだよ!〜」

:附属自然教育園 <予告>

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 今回のテーマは「非公開地域」。人の立ち入りが制限され、めったに入るこ

とができない場所です。いったいどんなところ?なぜ非公開なの?中では何を

しているの?是非、会場へ足をお運びください。



[開催期間]2024年7月13日(土)〜9月16日(月・祝)

[休 園 日]7月16日(火)、22日(月)、29日(月)

      8月5日(月)、13日(火)、19日(月)、26日(月)

      9月2日(月)、9日(月)

[会  場]附属自然教育園 展示ホール



https://ins.kahaku.go.jp/event/2024/06vegetation/



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ボランティアによる園内案内「自然教育園ツアー」のご案内

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 自然教育園で見ることができる季節の動植物を、ボランティアがご案内しま

す。個性あふれるガイドボランティアと園内を回り、自然観察を楽しんでみま

せんか?



 詳細は以下のURLをご覧ください。

 https://ins.kahaku.go.jp/topics/data/1388398.pdf



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附属自然教育園 見ごろ情報

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 園内の見ごろ情報を定期的に更新して紹介しています。

 https://ins.kahaku.go.jp/season/



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筑波実験植物園 見ごろ情報

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 園内の植物の見ごろ情報を定期的に更新して紹介しています。

 https://tbg.kahaku.go.jp/recommend/plant/



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筑波実験植物園 「植物園へようこそ」出版のお知らせ

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 筑波実験植物園では、この度、植物園をもっと楽しんでいただくために岩波

書店の岩波科学ライブラリーから「植物園へようこそ」という本を出版しまし

た。

 当園にある特徴的・魅力的な植物の紹介から研究・保全・普及活動、そして

活動を支えるバックヤードまで、筑波実験植物園の表と裏を紹介するものです。

もちろん、他の植物園の紹介もあります。

 この本があれば、筑波実験植物園を歩くのがもっと楽しくなるのは間違いな

し! ぜひ、本書を片手にご来園ください。



 https://www.iwanami.co.jp/book/b644855.html



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自然と科学の情報誌「milsil(ミルシル)」99号  <発売中>

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 5月発売の最新号のmilsil特集テーマは「日本近海のクジラ」です。

 周囲を海に囲まれた日本の近海で確認されているクジラのなかまは40種類以

上で、世界で見つかっている種類のおよそ半分といわれています。近年、漂着

したクジラを詳しく調べるストランディング調査や、クジラの体に調査機器や

カメラを取り付けて観察するバイオロギング調査など、多くの調査研究が行わ

れ、クジラが海の中でどのように生きているのかが解き明かされようとしてい

ます。今号の特集では、調査から見えてきたクジラたちの暮らしについての興

味深い内容を紹介しています。



【特集】日本近海のクジラ

【Focus】−扱うのは液晶からバクテリアまで−“乱れて整う”未解明の物理現

象の法則を見つけたい

【科学冒険隊】朝顔の動きをタイムラプスで観察しよう!

【生き物たちの不思議な関係】別種のウイルスから「殻」を借りる「ヤドカリ」

ウイルスの謎

【かはくレポート】「知られざる海生無脊椎動物の世界」で多種多様な海の生

き物を紹介

          

 定 価:428円(税込)    

 発行日:2024年5月1日



 milsil(ミルシル)販売場所

 ・ミュージアムショップ(上野本館、筑波実験植物園、附属自然教育園)

 ・ BOOK COMPASS エキュート上野店(JR上野駅構内)

 ・オンラインミュージアムショップ

  https://www.kahaku.go.jp/userguide/book/milsil/index.html

 ・amazon(電子書籍kindle版も販売)

  https://www.amazon.co.jp/s?k=milsil&i=stripbooks&ref=bnav_search_go



 定期購読やお得な会員制度など詳細については下記をご覧ください。

 https://www.kahaku.go.jp/userguide/book/milsil/index.html 

 https://www.kahaku.go.jp/userguide/repeater (友の会)



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おうちで“かはく”を楽しもう!

            〜自宅で楽しめるコンテンツの提供について〜

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 国立科学博物館では、ご自宅からでも“かはく”をお楽しみいただけるよう、

さまざまなコンテンツを公開しています!



 https://www.kahaku.go.jp/news/2020/COVID-19/stayhome.html



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「国立科学博物館 大学パートナーシップ」について

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 「国立科学博物館 大学パートナーシップ」とは

大学等学校と国立科学博物館が連携して様々な活動を展開していく事業です。



 大学パートナーシップ入会校の学生の皆さんは、学生証を提示することで、

上野本館の常設展・附属自然教育園・筑波実験植物園を無料で、上野本館の

特別展を割引料金でご覧いただけます。



 また、サイエンスコミュニケーション能力の向上を目的とした講座や、文系

・理系を問わずすべての学生を対象とした、科学リテラシー向上のための事業

を行っています。入会校の特典として、講座の優先的な受講や、受講料の割引

などがあります。



 詳しくは下記をご覧ください。

 https://www.kahaku.go.jp/learning/university/partnership/



「国立科学博物館 大学パートナーシップ」入会校(2024年4月1日現在)

 https://www.kahaku.go.jp/learning/university/partnership/enroll.php



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科博の「これから」を応援して下さい〜 寄付・募金 のお願い 

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 国立科学博物館では、研究活動への寄付や、インターネット上から募金でき

る「Web募金箱」ほか、多様な形でご支援を受け入れさせていただいておりま

す。本年4月より開始しました「マンスリーサポーター」についても、こちら

からご確認いただけます。

皆様からのご支援を活用し、調査・研究、資料の収集・保管、展示、教育など、

様々な博物館事業を推進しています。

 

 是非とも、科博の「これから」を応援して下さい。

 

 詳しくは下記をご覧ください。

 https://www.kahaku.go.jp/about/donation/



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国立科学博物館公式SNS更新中!

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◆ 科博関連メディア情報 ◆

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■テレビ朝日 サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん

 放送日時:2024年6月29日(土)18:56〜

 https://www.tv-asahi.co.jp/hakasechan/

 ※放送日時は変更になる可能性もございます。



 動物研究部の川田研究主幹が出演します。



■NHK総合 歴史探偵

 放送日時:2024年7月10日(水)22:00〜

 https://www.nhk.jp/p/rekishi-tantei/ts/VR22V15XWL/

 ※放送日時は変更になる可能性もございます。



 地学研究部の甲能グループ長が出演します。



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★ メール募集中 ★

 

 科博に関する思い出、展示の感想など皆様からのメールをお待ちしておりま

す。(ご感想などについては、このメールマガジンにて紹介させていただくこ

とがあります。)

 

 宛先: magazine@kahaku.go.jp

                  

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 ◆編  集:国立科学博物館 事業推進部 広報・運営戦略課

 ◆発  行:国立科学博物館

       東京都台東区上野公園7−20

 ◆お問合せ:magazine@kahaku.go.jp

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