鈴木尚先生記念公開シンポジウム
「日本列島の人の由来を考えつづける」
日本列島にはいつから人が・・・
**** 「更新世から縄文・弥生期にかけての日本人の変遷に関する総合的研究」研究班 ****
2008年3月7日更新
2006年10月15日、東京大学安田講堂において、日本人類学会公開シンポジウム(特別公開講演会)「日本列島の人の由来を考えつづける」が開催された。日本人類学会、東京大学・理・生物科学・人類科学大講座、東京大学総合研究博物館、国立科学博物館、基盤S「更新世から縄文・弥生期にかけての日本人の変遷に関する総合的研究」の共催で、講演会オーガナイザーは木村賛氏(石川県立看護大学)・諏訪元氏(東京大学)・近藤修氏(東京大学)であった。
プログラムは以下のとおりである。
開会の辞 木村賛(石川県立看護大学)
遺伝子データから長谷部・鈴木の「変形説」を考える(斎藤成也・国立遺伝学研究所)
日本列島の「旧石器時代人骨」(近藤恵・お茶の水女子大学)
北海道に暮らした人びと(米田穣・東京大学)
縄文人とアイヌは“人種”の孤島か?(百々幸雄・東北大学)
変化する日本人の身体−弥生から近世まで−(中橋孝博・九州大学)
変化する日本人の身体−明治から現代まで−(河内まき子・産業技術総合研究所)
閉会の辞 馬場悠男(国立科学博物館)
これらの講演内容は後に雑誌「遺伝」61巻に特集掲載された。この特集には講演内容以外にも若干の追加がなされ、結果として、当研究班の研究分担者あるいは研究協力者である近藤恵・松浦秀治、中橋孝博、篠田謙一、米田穣が執筆している。
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