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2025年3月(第104)号
今月の表紙は、地球内部をイメージしたイラストです。
そして特集は「宇宙より遠い!? 地球の内部構造に迫る」です。

地球は、半径約6400 km の球体で、その内部は大きく、①地殻、②マントル、③コア(核)の3 つの層で構成されています。
マントルは、実際はさらにいくつかの層構造をもっています。コアは、中心に近いほうを内核、マントルに近いほうを外核といいます。
地球は内部にいくほど高温、高圧になり、中心は約5000℃、364万気圧と考えられています。地殻、マントル、内核は固体で、外核は液体です。

今回の特集では、地殻を地質学的に調べたり、地震波を観測したり、内部の高温・高圧状態を実験室でつくり出したりするなど、多彩な研究方法を紹介しています。全体監修は廣瀬 敬(東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻教授)によります。

今月の表紙
画像提供:Johan Swanepoel /Shutterstock.com
【特集】 宇宙より遠い!? 地球の内部構造に迫る 3
  地球の内部構造はどこまでわかったか 4
  大型超高圧装置で探るマントルの構造と物質 6
  地球の中心部"コア"は何でできているか 9
  地震波形解析で地球内部を探る 12
  海洋科学掘削の歴史とこれから 15
サイエンス・インタビュー 科学のいま、そして未来 南極に設置した大型大気レーダー「PANSY」で
高度10~100 kmの中層大気の特徴を解明
18
チャレンジ!! 科学冒険隊 #103 固体?液体?不思議な物質を観察しよう! 22
生き物たちの不思議な関係 第14回 光合成をやめ、菌類に頼って生きる!?
モイワランとサイハイラン
26
かはくレポート 特別展「古代DNA -日本人のきた道-」
21世紀の日本人起源論/篠田 謙一 (国立科学博物館長)
30
次号予告/定期購読のお知らせ/編集後記   34