科学技術史。特に電力技術史及び情報通信技術史。

私達の生活を大きく変えた電力技術や情報通信技術の発展過程について、人と社会との関係を重視して明らかにしようとしています。現在、特に幕末・明治初期における電気技術の受容と国産化の過程に焦点を当て、歴史に埋もれた人物や資料を掘り起こしています。

電気は眼に見えませんが、その性質や現象は知ることができます。自然の物が美しいように、シンプルな電気の理論や機能を追及した人工物にも美しさを感じます。そのような電気と人とのかかわりの歴史について興味があります。博物館では研究の他に、電気に関する資料の収集や展示などを担当し、特別企画展「情報世紀の主役たち」など企画制作しています。
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