篠田館長ビジョン
「科学を文化に」

これからの科博は、人びとが常に科学に関心を持ち、自ら情報をアップデートしていく社会を作ることをミッションに加えます。そのためには、科学を学校教育の中で授けられるものから、生涯にわたって自分の興味や関心で受け入れていくものにすることが必要です。人びとが科学を芸術と同様に人生を豊かにするものと認識できるようにすること、科学を文化として捉えることができるようになるための活動を行っていきます。

国立科学博物館長 篠田 謙一
(研究分野:自然人類学(分子人類学))
篠田館長ビジョン実現に向けた取り組み
「科学を文化に」の実現に必要なこと、それは人びとが科学を信頼し、身近に感じられることです。 そのためには、人びとに、科学の楽しさや知識だけでなく、日々の生活において物事を科学的に考えることの 大切さを伝えることが重要であると考えます。私たち科博は、これらのことを伝えられる「科博の研究者の育成」を強化するとともに「社会に向けた新たな活動」を実践することで、「科学を文化に」の実現を目指します。
科博の研究者の育成、3つの