動物研究部

両生爬虫類

 両生爬虫類コレクションは、液漬標本を中心に約4千点を数えます。牧 茂一郎氏収集の標本群をはじめ、東南アジアの両生爬虫類コレクションとしては、世界有数の希少性を誇っています。近年は、とくに骨格標本の集積に力を入れ、最新の例では、横浜市野毛山動物園で死亡したマレーガビアルを研究、収蔵しています。

 標本収集と同時に、研究室はジーンバンクとしての機能を堅持し、収集された遺伝子は分子系統学や細胞生物学を支える、自然界からの基礎資料として活用中です。

マレーガビアル
マレーガビアル