2017-10-27

ヨシモトコレクション剥製データベースで3Dモデルを公開!

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ヨシモトコレクションとは?
3Dモデル制作にあたって
3Dモデルと博物館の展示〜それぞれの良さをいかして
今後の展望

ヨシモトコレクションとは?

はじめに

 国立科学博物館ウェブサイトには「標本・資料データベース」があります。そのなかの「ヨシモトコレクション」剥製データベースで、今回新たに剥製標本を3DCGモデル化した「剥製3Dデータ“Yoshimoto 3D(β)”」を公開しました。

 ここでは、当館ヨシモトコレクションの概要から、3Dデータ作成の過程や今後の展望などについてご紹介します。


ヨシモトコレクションとヨシモト氏
 ヨシモトコレクションはハワイの実業家である故ワトソンT.ヨシモト氏(1909〜2004)より寄贈されたおよそ400点の剥製コレクションです。このなかには現在では調査が困難な地域の標本も多数含まれており、見た目が美しいだけでなく、きわめて学術的価値の高いコレクションです。

 ヨシモト氏はハワイのオアフ島で、1909年に日系二世として生まれました。しかし、幼くして両親が他界、兄弟を養うためにプランテーションの大工として働き始めます。その後は独学で建築を学び、後に自らの会社を創立し、大きな成功を収めるに至りました。もとは家族の食料を得るために始めた狩猟でしたが、実業家として名を上げてからはスポーツとして世界中でハンティングを行いました。そうして収集した剥製コレクションは、当初ハワイの人々に野生動物の魅力を伝えるべく、オアフ島の博物館で公開されていました。そして、晩年にはコレクションの保存を考慮して、1997年に当館へと寄贈されました。なお、ヨシモトコレクションについてのより詳しい説明は下記サイトをご覧ください。

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ヨシモトコレクション

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