令和6年度「国立科学博物館サイエンスコミュニケータ養成実践講座」の受付は終了しました。(R6.4.24)
令和7年度「国立科学博物館サイエンスコミュニケータ養成実践講座1(SC1)」は、開催が決まり次第こちらのページでお知らせいたします。
人と自然と科学が共存する持続可能な社会を育むために、誰もが科学について主体的に考えて行動できるきっかけを提供し、人と人あるいは科学と社会をつなげる、それがサイエンスコミュニケータです。講座では理論と実践を通じて、4つの資質・能力について総合的に学び、「つながる知の創造」を実現する力を養います。
サイエンスコミュニケーションの考え方を学び、様々な人々と
科学について語り合うコミュニケーション能力の向上を目指します。
サイエンスコミュニケーションとは?サイエンスとは?といった考え方をはじめ、メディア・研究機関・大学・博物館など、各機関・分野で活躍している講師から実践を踏まえた理論を学習します。また、様々な人々に科学を伝える際に効果的なプレゼンテーションの方法について学びます。
講師や他の受講者との双方向の対話や議論を通じて、自らの専門分野を他者に伝える、ギャラリートークの内容を考え実践します。また、サイエンスコミュニケーションに関する課題を講師が添削し、効果的に伝達するための文章の書き方や表現方法を学びます。
専門家と一般の方のそれぞれの立場から科学を捉え、
人と人、あるいは科学と社会をつなぐコーディネーション能力の習得を目指します。
サイエンスイベントを実施するための企画の立て方や企画書の書き方、実際の進行やリスク管理の手法等、サイエンスイベントを企画・運営するために必要な理論を学びます。
専門家と一般の方をつなぐ手法について考察し、当館研究者をゲスト講師としたサイエンスイベントを実際にチームで企画・運営します。
サイエンスコミュニケーション1を修了した方のみ応募いただけます。
講座の概要
講座名 | サイエンスコミュニケーション1(SC1) | サイエンスコミュニケーション2(SC2) |
---|---|---|
対象 | 大学院生※1、博物館職員等社会人 | SC1を修了した方※2 |
実施方法 | オンライン形式及び対面形式 | オンライン形式及び対面形式 |
開催期間 | 令和6年5月~8月 | 令和6年10月~12月(予定) |
コマ数 | 34コマ※3 | 30コマ(予定)※3 |
募集定員 | 20名程度 | 10名程度 |
受講料
修了要件(SC1)
1. 応募情報(記載項目)
「サイエンスコミュニケーション1(SC1)」のみの募集となります。
以下の必要事項をご記入・作成の上、受講の際に使用予定のGmailのアドレスからお申し込みください。なお、収集した個人情報についての取扱いは、「個人情報の取扱いについて」をご覧ください。
※本講座では課題の提出等においてGoogle Classroomを利用する予定です。円滑な講座の運営を行うため、Gmailにてお申し込みください。
①~⑥についてはフォーマットに記載するとともに、ファイル名に氏名を明記し、メールに添付すること。
・フォーマットのダウンロード(Word形式:20KB)
⑦については以下の点を踏まえてファイルを作成し、メールに添付すること。
・ファイル名と書面上に必ず氏名を明記してください。
(例:「<科博太郎>応募フォーマット」、「<科博太郎>必要事項⑦」 等)
・新規に作成したものをお送りください。
・添付ファイルの合計は3MB以内とすること。
・ファイル形式は、Word、Excel、PowerPoint、PDF形式、JPEG形式としてください。
・MacOSにて作成した場合は、ファイルに拡張子(docx, xlsx , pptx, pdf, jpg等)を付けてください。
2. 受講に係る注意事項
本講座を受講するに当たって、注意事項をお読みの上、あらかじめご了承いただいた上でご応募ください。
3. 応募方法・締切
必ず募集要項及び<SC1 授業科目一覧・スケジュール>(PDF:178KB)、<受講に係る注意事項について>(PDF:646KB)をご確認ください。
1.(応募情報)に記載した必要事項(①~⑥)を記載したファイル及び⑦を記載したファイル)を添付の上、以下の宛先までメールにてご応募ください。
SC講座担当 E-mail: sc@kahaku.go.jp
応募締切 令和6年4月24日(水)正午
受付は終了しました。多数のご応募をありがとうございました。
※応募に関するメールが受理された場合には、国立科学博物館から数日以内に応募受理メールをお送りする予定です。メールが届かない場合は、大変お手数ですがSC講座担当までお問い合わせください。
4. 受講者決定・通知
応募時に提出いただいた応募情報に基づいて選考を行い、令和6年5月7日(火)以降にメールにて受講の可否を連絡する予定としております。受講料のお支払い等については、受講決定通知とともにご案内いたします。
対象について
Q.文系の大学院生ですが、応募できますか?
→応募いただけます。ただし、本講座は「サイエンスコミュニケーション」に関する講座であることをご考慮いただいた上でご応募ください。
受講について
Q.パソコンを持っていませんが、スマートフォン等で受講できますか?
→本講座では、動作性能が安定しているパソコンを用いての受講を推奨しています。詳しくは<SC1受講に係る注意事項について>(PDF:646KB)をご参照ください。
評価について
Q.受講者の評価はどのように決まりますか?
→授業への出席状況と、授業ごとに提出する事前・事後課題、課題研究の成績、そして受講態度等をもとに決定します。
Q.遅刻や欠席はどのように扱われますか?
→授業への出席率が70%未満の方は修了できません。また、そのほか必ず出席が必要な授業がありますので、<SC1 授業科目一覧・スケジュール>(PDF:178KB)にてご確認ください。また、遅刻や早退によって参加時間が授業時間の3分の2に満たない場合は、欠席扱いとなります。
編者:独立行政法人国立科学博物館
発行:丸善出版株式会社
A5判・192ページ 定価(本体1,800円+税)
国立科学博物館が10年以上にわたり取り組んできたサイエンスコミュニケ-タ養成実践講座のエッセンスを集約し書籍化しました。博物館関係者だけでなく、研究機関やメディア、企業など、さまざまな分野の第一線で活躍されている方の考えやノウハウがコンパクトにまとめられています。こちらも是非参考にしてください。