理工学研究部

コンピューター関係

 日本のコンピュータの発達を示す実物資料で構成されています。特に、レンズ計算用に開発された日本初の真空管式コンピュータFUJIC、供給の不安定なトランジスタに代わって一時注目を集めたパラメトロン素子利用のパラメトロン計算機PC-2、さらに旧国鉄オンライン座席予約システムMARS101など、日本のコンピュータ発達における黎明期の資料を多く含んでいます。 また、機械式アナログ計算機として旧航空研究所の9元連立方程式求解機、気象庁で昭和30年代まで使っていたケルビンの潮候推算機も含まれます。 理工学研究部で最も資料照会の要請の多い資料群の一つです。

日本初の真空管式コンピュータFUJIC
日本初の真空管式コンピュータFUJIC