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3.ジャワ原人化石の形態学的および年代学的調査 【第1期:平成19~22年度】
各時代のジャワ原人の頭骨の2次元計測値に基づき、その進化の連続性と形態的特殊化の証拠を提示した論文が、専門誌に受理された。保存良好なジャワ原人頭骨2点(サンブンマチャン4号・ガンドン7号)について、頭蓋内腔の観察を可能にするため、CT画像上で頭骨内部に付着した残土を丹念に取り除く作業を行った。野外調査においては、サンブンマチャン地域の詳しい地質柱状図を作成し、5地点の火山灰層から年代測定用に9点のサンプルを採取した。さらにインドネシア国内にてジルコンの抽出を行い、日本の専門家に年代の測定を依頼した。